心の中心を立てる方法
こちらのyoutubeが良かったので、文字起こし。
https://youtu.be/Db03ZOXQkaA?si=7Ks6xO7Xc8GXf4wx
心の中心とは
揺るがぬ軸
動かぬ確信
のこと。
他人の言葉に惑わされず、自分の価値を知るたしかな基盤。
流行や世間の評価に流されず、自分らしさを保つ芯。
外側に意識を向けすぎると、心の柱を見失う。
他人と比較し、
世間の評価を気にし、
流行を追いかける。
そうしているうちに、自分のうちなる声が聞こえなくなってしまう。
心の中心を失った人は
どちらに進めば良いかわからず、
波に流され、
風に翻弄される。
すぐに迷い果てる。
心の中心は取り戻すことができる。
それは特別な修行や複雑な技術を必要としない。
ただ自分の内側に向き合うことから始まる。
「わたしは今、自分の中心にいるだろうか」
「外の世界に引きずり回されていないだろうか」
この問いから全てが始まる。
静寂の中で自分の中心を見つけることができる。
その中心こそが、人生を導く羅針盤となる。
中心を失った時の症状
現代の働き盛りの日本人に共通してみられる兆候。
他人との比較が止まらなくなる
SNSをみてはあの人私より成功している、と落ち込む。
同僚の昇進を聞いては、なぜ自分は認められないのか、と悩む。
友人の結婚や出産の知らせを聞いては、わたしは遅れているとこげる。
これらはすべて心の中心を失ったから。
本来、人生は他人と比べるものではない。
それぞれが異なる道をあゆみ、異なる花を咲かせるものだ。
心の中心を失うと、自分の価値を外の基準でしか測れなくなる。
他人の言葉や評価に過度に敏感になる
上司の何気ない一言で一日中落ち込む
家族の小言が頭から離れない
友人の冗談でも、自分への批判と受け取ってしまう
これは心の中に確かな軸がないため、外からの影響をそのままうけてしまうからだ。
心の中心がしっかりしていれば、
他人の言葉は参考程度に受け取れる。
良いものは取り入れ
そうでないものは流すことができる
慢性的な疲労感と無力感に襲われる
朝起きるのが辛く、何をしても楽しくない。
頑張ってるつもりなのに成果が見えない。
将来への希望も持てず、ただ日々を過ごしているだけの感覚。
これは心のエネルギーが四方八方に散らばっているためだ。
中心がないため、
力が一点に集中せず、すべてが中途半端になる
決断力の低下がおこる
何を選べば良いかわからず、いつまでも迷い続ける
やっと決めてもすぐに後悔し、別の選択肢を考え始める
これはうちなる基準がないため、外の情報に振り回されるからだ。
心の中心があれば、自分にとって何が大切かが明確になり決断はおのずと見えてくる
人間関係での疲労が激しくなる
相手の顔色を常に気にし、期待に答えようと無理をする
自分の意見を言えず、相手に合わせてばかりいる
結果として、本当の自分がわからなくなり、深い繋がりをきづけない。
心の中心は失われたのではなく、ただ見えなくなっているだけ。
必ず取り戻すことができる
心の中心を取り戻す方法
自分の感情を客観的に観察すること
感情は心の状態を知るための大切な情報である
その日感じた感情を振り返る
なぜ嫉妬を感じたのか
→自分が認められたいという欲求があるから
→なぜ認められたいのか
→自分の価値を外に依存しているから
感情の根っこにある本当の問題が見えてくる
自分の心の癖やパターンがわかるようになる
どのような時に中心から外れやすいか
どのような刺激に弱いか、それがわかれば対策も取れる
身体との対話
心と身体は密接につながっている
心の状態は身体に現れ、身体の状態は心に影響する
毎日、自分の身体の声に耳を傾ける時間を作る
朝起きた時、今日の身体の調子はどうか。
疲れているか。元気か。どこか痛むところはないか。
食事の時、身体は何を求めているか。
重いものか。軽いものか。温かいものか。冷たいものか。
歩いている時、身体はどのような感覚を感じているか。
地面を踏みしめる感覚。
風の感触。太陽の温もり。
このように身体に意識を向けることで「今ここ」にいる感覚がつよくなる。
そして今ここにいる時、人は自然と心の中心に戻る。
深い呼吸も重要。
浅い呼吸は不安や緊張を生むが、深い呼吸は心をしずめる。
価値観の明確化
自分の本当の価値観を明確にすること
多くの人は社会や他人から与えられた価値観で生きている
良い大学に入り、良い会社に就職し、結婚し、家を買う。
これらが幸せだと思い込んでいる
これは本当に自分の価値観だろうか。
わたしにとって本当に大切なものは何か
どのような時に心から満足を感じるか
どのような生き方をしたいか
これらの答えは他人から教わるものではない
自分の心の奥底から湧き上がってくるものだ
その答えこそが、心の中心を形作るものとなる
中心に立って生きること
中心に立つものは動じない。
外の状況がどのように変わろうと、うちなる平安を保つ。
理不尽なことが起きても、心の奥底は静かなまま。
他人から批判されても、自分の価値を疑うことがない。
これは鈍感になるということではない。
起こっていることは正確に把握するが、それに振り回されることはない。
中心に立つものは判断力が鋭くなる
本質を見抜く力がある
人の言葉の表面ではなく、その奥にある真意を感じとる
状況の細部ではなく、全体の流れを把握する
これは心の中心が高い視点を与えてくれるからだ
心の中心にたてば、物事の本質が見えてくる
中心に立つものは自然な魅力を放つ
無理に自分をよく見せようとしなくても、人が集まってくる。
作られたエバおではなく、心からの微笑みが自然と浮かぶ
演技ではなく、本当の自分でいることができる
心の中心にいるとき、人は本来の美しさを発揮する
中心に立つものは、他人を受け入れる力がある
自分の中心が安定しているため、他人の違いを脅威と感じない。
相手が自分と違う意見を持っていてもそれを排除しない。
むしろその違いから学ぼうとする。
これは心の中心が包容力を与えてくれるから。
中心に立つものは行動に一貫性がある
その時々の気分や、周囲の圧力に左右されることなく一貫した行動をとる
これは心の中心に確固たる軸があるから。
心の中心は常に同じ方向を指す
中心に立つものは創造性を発揮する
既成の枠にとらわれることなく、新しいアイデアを生み出す
他人の真似ではなく、自分らしい表現をする
困難な状況でも、創意工夫で道を切り開く
これは心の中心が、無限の可能性の源泉だからだ。
静寂の中から新しいものが生まれるように、心の中心から創造の力が湧き出してくる。
中心に立つものは平和をもたらす
争いの場にいても、その場を和ませる力がある
怒りや憎しみの中にいても、それに染まることなく、愛と理解を示す
心の中心にいるものは周囲に調和をもたらす
だれでも心の中心を見つけ、そこに立つことでこのようなあり方を身につけることができる。
その中心に立った時、本当の意味で自由になる
外の状況に左右されることなく、自分らしく生きることができる
それが中心に立つ生き方。
